ふかしぎ倶楽部年間予定

ぐるんぱハウスの庭
(どちらも保護者が力を合わせて作ったものです。)

「ふかしぎ倶楽部」は、保護者が主宰する、教材教具を使った個別学習の会です。障害児基礎教育研究会の創始者である故水口浚(ふかし)先生の指導に感銘した保護者が、障害のある子どもたちの学習を生涯続けることを願って設立しました。「ふかしぎ倶楽部」の名称は、水口先生の名前「ふかし」に、先生の前では子どもたちが不思議とよく学習をする様子を重ねてつけられたものです。

 「ふかしぎ倶楽部」は、町田市にある古民家「ぐるんぱハウス」で、月に1回、土曜日に行っています。研究会代表者の吉瀬正則が「ぐるんぱハウス」の工房で作った教材を使いながら、数名の講師により、各時間ブロックで3-5名ずつ、1人45分程度の学習を行います。多くの参加者は小学生のころから通い、今では成人を迎えています。しかし、大人になっても、わからないことがわかるようになる喜びを求めて、対象者とその保護者が嬉々として通ってこられる様子は、講師の面々にとっても大きな励みです。上の写真は、Sさん(お父さん)を中心に、保護者らが協力して作ったお庭の様子です。

創作教材紹介

教材名 数(限定枠・自由枠)

 右が自由枠、左が限定枠です。数唱によって「操作の終わり」を決められない子どもは、目の前にある教材からの視覚的メッセージに忠実に行動しています。  音(言葉)は目に見えないので不確実なメッセージ、目に見える穴(ここに入れて)は子どもにとっては確かなメッセージです。

教材名 部分から全体を想像する

 人はイメージをもって予測をしながら生きています。イメージする力(表象機能)が弱いと、ひらがなを書くときもどのように手を動かしていいのかわかりません。一部の手がかりで全体を想像できるようになると、読める文字も増えていきます。交代で板をはずしていくなど、ゲームのように行うと、対人関係の学習にもなります。